ペット斎場・永遠の園

供養祭

ペット斎場 永遠の園

平成23年度・動物供養際の会場から


秋のお忙しい中、永遠の園「動物供養祭」に多数お集まり頂き、ありがとうございます。代表の柏木です。
今年もまた、こうして皆様と年に一度ではありますが、亡くなった動物達の事を、静かに偲ぶひとときを過ごす事をうれしく思っております。(以下略)

備考:本画像は平成23年11月13日・佐久勤労者福祉センターにて開催された当日の様子を掲載しました。
多くの皆様のご参列を得ましたこと厚く御礼申し上げます。

平成20年度・動物供養際・ご挨拶

皆さんこんにちわ

秋のお忙しい中を永遠の園「動物供養祭」に多数(*)お集まり頂き、ありがとうございます。代表の柏木です。
今年もまた、こうして皆様と年に一度ではありますが、亡くなった動物達の事を、静かに偲ぶひとときを過ごす事をうれしく思っております。
至らぬ点も多々有るかと思いますが宜しくお願いします。
仕事とは言え、毎日の様に大切なご家族の一員で在る動物達との別れを目のあたりにしております。ご家族の考え方、動物達の接し方、すべてが違うように、別れ方もひとつとして同じ物では有りません。けれどそんな中で共通して言える事は、どのご家族も最後に動物達にかける言葉が 「ありがとう」であるということです。
楽しい時をありがとう」「運動させてくれてありがとう」「いやされたよありがとう」「辛い時そばにいてくれてありがとう」 そして「看病させてくれてありがとう」「介護が出来てうれしかった」。
別れの時に初めて気付くわけではないけれど、私達は何と大きな無償の愛を動物達から与えてもらった事でしょうか。
悲しく淋しい別れの時ですが、最後に「ありがとう」と言える、その関係に幸せだった時間の積み重ねを、私はいつも感じています。と同時に、その思いが深ければ深いほど、いつも考えてしまうのが人間の身勝手から命を絶たれてしまう動物達の事です。

九月の下旬に、二度続けて信濃毎日新聞に取り上げられていましたので、目にした方も少なくないとは思いますが、「ペットに学ぶ命の尊さ」「同じ命在るものとして」と題した殺処分の記事が有りました。
2006年度、年間全国で37万匹余の動物達が保健所に引き取られ、そのうち34万匹が殺処分されているという現実。長野県は動物愛護センターなどの努力で命を絶つ前に、新しい飼い主を見つける事に関しては全国でも先進県だとは言っても、長野県だけで2006年度4,803匹の犬猫が殺処分されていると言うのです。
住宅事情、動物の性格、不妊・去勢手術を施さなかったための望まれなかった子犬や子猫、身近な犬猫すら満足に飼育できず、年間35万匹も殺処分している日本人が、「地球温暖化対策」「ゴミの減量」を語る資格は果たして有るのだろうか? と、記事は苦言を呈しています。

私達一人一人の出来る事はたかが知れているかもしれませんけれど、せめて自分が出会った動物達の一生の責任を持つことは出来ると思いますし、ここにお集まりの皆様は、そうして 「ありがとう」の涙の重さを知ってる方達である事をうれしく思っています。

この場をお借りしまして、私は年に一度「永遠の園・動物供養祭」において、同じ人間である私達の身勝手から、天寿を全う出来なかった保健所で処分されてしまった動物達の供養も、同時に行ってあげる事を皆様にお願いしたく思います。
強く抱きしめて欲しかった事でしょう、やさしく頭をなでて欲しかったでしょう。
小さくて大きすぎる命の重さを感じつつ、私のご挨拶と代えさせて頂きます。

備考:本記事は「平成20年10月4日」、祭主からご参列者へのご挨拶を掲載しました。
*ご参考:今年度ご参列者・150名でした。昨年度より、約50名以上の多くの皆様のご参列を得ました。